ロッテ・種市 充実9K きっちり修正4回1失点
「プレシーズンマッチ、西武5-3ロッテ」(26日、春野総合運動公園野球場)
ロッテの種市篤暉投手(24)が、西武との練習試合で先発し4回を2安打1失点。打者15人から9三振を奪う好投を披露し「開幕のつもりで集中しながら投げられたのはすごく良かった」と充実感をにじませた。
この日、最速150キロの直球と落差のあるフォークで西武打線を翻弄(ほんろう)した。まずは初回から3奪三振。二回には先制を許すも、0-1の三回には、3者連続で空振り三振に斬って取り、球場を沸かせた。
前回登板した19日・ヤクルト戦(浦添)では3回4失点。決め球が浮いていたが、「低めを意識してできた」と手応えを得た。黒木投手コーチも「バットに当たらないボールがあった。前回登板での課題は克服できた」と納得の表情。期待の右腕が飛躍の予感だ。