日本ハム・新庄監督 矢沢の投打同時出場「あるあるあるある」3・14、15西武戦で実現か

 日本ハムの新庄剛志監督(51)がドラフト1位の矢沢宏太投手(22)の投打二刀流出場を解禁する。「(オープン戦で)投打同時出場?あるあるあるある」と上気させ「3月の14、15ぐらいの計算はしています」と明かした。同日の西武2連戦(エスコンフィールド)のいずれかで実現する。

 矢沢は打者としてはここまで対外試合6戦に出場し、13打数9安打、2本塁打。26日の阪神とのオープン戦では西勇から先頭打者初球本塁打を放つ活躍ぶり。

 一方、投手としてはキャンプ中は野手としての練習を優先させたため、1クール1回の練習にとどめてきたが、その投球も新庄監督が「ピッチャー1本でいく?」と評価したほど。19日のロッテとの練習試合に登板。1回1安打1失点(自責点0)の投球を披露した。

 難しいのが投打同時出場での起用法。新庄監督は西武戦について「使い方はやっぱり、守ってもらってのマウンドに行ってもらって、下げるっていう形がベストかな」。阪神戦で適性を見せた1番・右翼で先発出場。終盤にリリーフとして救援のマウンドに立ち、投手としての仕事を終えてベンチへ下げる-こんな形で試運転する。

 「これでピッチング良くて、調子も良かったら…。嬉し嬉しいっすけど…」。新庄監督は笑いながらとまどいの表情。実戦でどう起用していくか。これも天に二物を与えられたからこその、うれしい悩みだ。

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