オリックスが西武にサヨナラ勝利 2人の助っ人が躍動 元阪神・小野は3回無失点
「練習試合、オリックス2-1西武」(1日、SOKKENスタジアム)
オリックスが西武にサヨナラ勝利を収めた。
先発の小野泰己投手は3回を投げ、2四球と制球に苦しむ場面もあったが、要所を締めて無失点投球。昨季、阪神を戦力外になり、新天地で育成選手として再出発となっている右腕が、支配下登録に向けてアピールを続けていく。
打線は2人の助っ人が存在感を見せた。マーウィン・ゴンザレス内野手は西武の開幕投手・高橋から右翼フェンス直撃の二塁打。これが“来日初安打”となった。さらに、二塁の守備でも軽快な動きで投手を助けた。
フランク・シュウィンデル内野手は昨季の10勝左腕のエンスから左中間へ一発。紅白戦でもアーチを描いたが、対外試合では“来日初本塁打”になった。
試合は九回に吉田凌が追いつかれたものの、その裏にサヨナラ押し出し四球で勝利。2日にロッテと練習試合を行い、キャンプを打ち上げる。