中日監督時代に４度のリーグ優勝と日本一にも輝いた落合博満氏が１日、自身のユーチューブ「落合博満のオレ流チャンネル」と更新。１９８５、８６年に共に三冠王を獲得した元阪神のランディ・バース氏と、ＤｅＮＡで監督を務め、殿堂入りも果たしたアレックス・ラミレス氏について語った。

　バース氏について落合氏は「頭のいい選手だと思うよ」と語りだし、「まして甲子園球場の浜風にうまいこと乗せて、レフトにホームランを打ってたっていうね」と、計算ずくで逆方向に本塁打を量産した技術を称賛した。

　ラミレス氏に関しては「評論家の時に『なんでホームラン狙わないんだ』って言った覚えがある。遠慮しながら野球やってるように見えたから」と回顧し、中日監督時代に痛打を食らったことについては「川上憲伸のカットボールをよく打ってたね。外国人選手として初めて２０００本打った選手でしょ。まあ、それは素晴らしいのひと言ですよ」と日本で成功を収めた外国人選手の一人として高評価した。