センバツ出場の報徳が今年初の練習試合を快勝 報徳・堀、滝川二・坂井のプロ注目対決に11球団のスカウト集結

 右前適時打を放つ報徳学園・堀
今季初の対外試合に登板した滝川二・坂井
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 「練習試合、報徳学園6-2滝川二」(4日、高砂球場)

 センバツ(18日開幕、甲子園)に出場する報徳学園が4日、滝川二と兵庫県高砂市にある高砂球場で今年初の練習試合を行った。報徳の捕手・堀柊那(2年)と滝川二の最速149キロ右腕・坂井陽翔投手(2年)のプロ注目対決。11球団のスカウトが視察する前で堀は、3打数1安打1打点と活躍し、チームは春初戦を快勝した。

 報徳打線は1点を追う三回。プロ注目の相手先発・坂井陽翔投手(2年)を攻め立てた。2死二塁から1番・岩本が左翼線への適時二塁打で同点。続く増山も適時中前打を放ち、勝ち越した。なおも2死三塁では堀が右前適時打を放ち、貴重な追加点を奪った。

 今年初の対外試合を終えた主将・堀は「初戦でチームとして勝てたことはよかった。(個人として)内容はそんなによくなかったんですけど、チャンスで1本打てたのはよかったです」と納得の表情を浮かべた。

 一方で滝川二の坂井は、初回こそ三者凡退に抑えたものの、三回を投げて7安打4失点。今季初の対外試合登板を終えて「秋からやってきて、全然成長できてないかなと思います。ピッチングフォームのタイミングなどできていないので、練習からしっかりやっていきたい」と振り返った。

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