新体制の東海大菅生が逆転勝ち 今秋ドラフト候補・日当、志願登板1回0封締め
「練習試合、東海大菅生7-6土浦日大」(4日、東海大菅生グラウンド)
新体制での初戦となった東海大菅生は、土浦日大に逆転勝ちした。今秋ドラフト候補の最速150キロ右腕・日当直喜投手(2年)は、出場が決まっている今春センバツへ向けて「流れを作りたくて、『投げたい』と言った」と志願登板。1回無安打無失点だった。
初回に5点を失ったが、こつこつと得点を重ね六回に一時同点に。直後に勝ち越されるも反撃し、七回に2得点で逆転した。7-6の九回にエース・日当が登板。先頭は二ゴロ失策で出塁したが、力強い直球で後続を打ち取り、試合を締めた。
監督としての初戦で勝利を納めた上田崇監督(29)は「粘り強さはよかった。逆転できたのは大きい。負けないのは大事」とし、「ここから一つ一つできることの確率を上げていきたい」と話した。
◆日当 直喜(ひなた・なおき)2005年7月6日生まれ、17歳。東京都墨田区出身。190センチ、95キロ。梅若小1年から鐘ケ淵イーグルスで野球を始め、桜堤中でも同チームでプレー。東海大菅生では1年秋からベンチ入り。遠投120メートル、50メートル走6秒6。最速150キロ。