落合博満氏が明かした アライバの守備位置を逆にしたワケ「大反対受けたけどね」「相当な批判受けたよ」
元中日監督の落合博満氏が3日、自身のユーチューブ「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、監督として自身3度目のリーグ優勝を飾った2010年に、鉄壁の二遊間を誇った荒木雅博内野手と井端弘和内野手のいわゆる“アライバ”コンビの守備位置を逆にしたことについて語った。
「(遊撃を守っていた)井端の動きが悪くなったんだ。膝をケガしたりなんかしてね。ランナーがセカンドで、(二遊間、三遊間への打球に対して)止められるものが止められなくなってきてね」と語り出した落合氏。「(動ける)荒木だったら止めてくれるだろうと。そしたらもう一回(チームとして)勝負をかけられるっていうのがあってね。その発想だよ」と説明した。
その一方で「大反対受けたけどね。チームからもマスコミからも相当な批判受けたよ」と当時を振り返ったが、「一塁側(ベンチ)から見てて、ショートの動きがめちゃくちゃ落ちたってのが肌で分かったんでね」と自らの目を信じてコンバートに踏み切ったと述懐していた。