大阪桐蔭が史上初となる2度目の春連覇へ、プロ注目左腕前田「自分たちの野球を貫く」
「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(10日、オーバルホール)
第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で開催され、出場36校の対戦カードが決まった。
春連覇を目指す大阪桐蔭は敦賀気比(福井)と第3日の第3試合で対戦。今秋のドラフト上位候補左腕で主将の前田悠伍投手(2年)は「去年の神宮大会でも対戦していて、(敦賀気比は)非常に粘り強いチーム。相手に合わせることなく自分たちの野球を貫くだけ。まずは守備からリズムをつくって、それを攻撃にもっていければ」と気持ちを高ぶらせた。
史上初の2度目の春連覇に期待がかかる今大会。西谷浩一監督(53)は「最後まで決まらなかったので、ちょっとやきもきしました。強い相手とやらせていただける。伝統的に打撃がよく、しっかり仕上げてくるチームなので、こちらも負けじと準備したい」と意気込んだ。
優勝すれば最多優勝回数の東邦(愛知)の5度に並ぶ。また、西谷監督の甲子園勝利数は64勝で、1位の高嶋仁(智弁学園、智弁和歌山)の68勝にあと4に迫っている。