ヤクルト・塩見 3・31までに1軍復帰見込み「50、60%くらい」
下肢のコンディション不良で2軍調整が続くヤクルト・塩見泰隆外野手(29)が、開幕の3月31日・広島戦(神宮)までには1軍復帰する見通しが立っていることが10日、明らかになった。池山隆寛2軍監督(57)が「開幕は大丈夫だと思う。このまま順調にいけばね」と話した。
対外試合では、同じ外野の浜田や丸山が結果を残している。それでも塩見は「人のことを気にしている場合ではない」と焦ることなく、高津監督が2軍合流時に「開幕に備えてほしい」と要望した通り、きっちりと仕上げてきた。池山2軍監督が「あと1週間、10日後には(体の状態が)8割ぐらいになる」と太鼓判を押し、塩見自身は「来クールから実戦に入れたら」と意気込む。
別メニュー調整ながら、この日はダッシュなど下半身を使ったメニューもこなした。1軍を離脱してから2度目となる屋外打撃練習では、本人いわく「本調子からしたら50、60%くらい」の状態で防球ネットに突き刺す柵越えを何本も披露。燕のリードオフマンの復帰は間近に迫っている。