仙台育英 初戦相手は強力打線の慶応 須江監督「熱い気持ちを持てるように迎えたい」
「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(10日、オーバルホール)
昨夏王者の仙台育英(宮城)は慶応(神奈川)との初戦が決まった。須江航監督(39)は「(昨夏の)経験者が多いとは言え、初戦ってやっぱり難しい。目の前の一戦だけに集中できて、穏やかな心でもありながら、熱い気持ちを持てるように、バランスよく迎えたい」と意気込んだ。
両校は前監督時代から15年以上親交があり、毎年1度は必ず練習試合を行う間柄。加えて、仙台育英の理事長が慶大出身で「モデルにさせていただいています」(須江監督)と、ユニホームはグレーが基調でソックスも紺に赤のラインと似ている。
層の厚い投手陣を形成する同校に対し、慶応は強力打線が売り。主将の山田脩也内野手(3年)は「投手陣を中心に守り勝つ野球で、ロースコアの展開に持っていきたい」と力を込めた。