仙台育英 3投手で天理完封 層厚い投手陣 須江航監督「順調に仕上がっている」

 「練習試合、仙台育英5-0天理」(13日、親里野球場)

 鉄壁投手陣は春も健在だ。今春センバツに出場する仙台育英が13日、天理市内の親里野球場で天理と練習試合を行い、3投手の継投による完封リレーで勝利した。

 先発した最速146キロ右腕の湯田統真投手(3年)が5回1/3を4安打無失点。「スライダーを軸にテンポよく、締めるところはしっかり三振で締められた」と6三振を奪った。2番手・田中優飛投手(3年)、3番手・佐々木広太郎投手(2年)もそれぞれ無失点。須江航監督(39)が「投手はちゃんと順調に仕上がっている」とうなずくほど、順調な調整ぶりを示した。

 対外試合が解禁となった今月4日以降、ここまでの戦いぶりで、メンバー入りした5投手全員が「求めるものをだいたい発揮できている。いいイメージで初戦の試合に入れそうです」と指揮官。慶応との初戦まで、練習試合は残り2試合。「分析も終わったので。(練習試合の)相手が慶応さんだと思って2試合して(甲子園に)臨みたいです」と最後の仕上げに入っていく。

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