今秋ドラフト候補の同大・真野が複数のプロ野球スカウト陣の前で快投 日本生命相手に5回4安打1失点
「オープン戦、日本生命5-5同大」(15日、日本生命グラウンド)
今秋ドラフト候補の同大・真野凜風(りんか)投手(3年・天理)が15日、日本生命グラウンドで行われた日本生命とのオープン戦に先発した。今季最長となる5回を投げて4安打1失点。安定感のある投球を披露し、順調な調整ぶりを示した。
巨人や広島、西武など複数のスカウトが視察する中、マウンドに立った真野。この日の最速147キロをマークするなど、力強い直球にキレのあるスライダーなどを交ぜて試合を作った。
今季最長となる5回を投げ終えた右腕は「今日はいろいろ課題を持って投げたんですけど、できたこと、できなかったこともあったので。できたことは継続して、できなかったことは反省してやっていきたい」と前を向いた。
今季、チームの主戦投手として期待される真野。異色の経歴の持ち主で、天理高では進学コースに在籍し、軟式野球部に所属し、硬式は大学からだ。最速152キロを誇る右腕は「チームとして日本一になることが目標」と飛躍の1年を誓う。