「オープン戦、ソフトバンク－巨人」（１５日、ペイペイドーム）

　巨人のオコエ瑠偉外野手が初回の１打席目でいきなり二塁打を放ち、実戦１２試合連続安打とした。１番起用が続いているが、慣れについては「まったく変わらないです。すみません。本当変わらないです。毎日毎日緊張しながら試合を迎えているので」と気を引き締めた。

　「１番・左翼」で先発出場。初回先頭で打席に立つと、相手先発・和田に２球連続で空振りして追い込まれるも、４球目のスライダーに反応。鋭く打ち消した打球は左翼線への二塁打となった。その後は凡退し、五回の守備から退いたが、開幕スタメンへ、また一歩前進した。

　オコエは前日の同戦（熊本）でも初回先頭で二塁打を放つなど、マルチ安打を記録しており、勢いが止まらない。これで２月１７日の紅白戦からの連続実戦安打を１２試合に伸ばした。前日の試合後には原監督も「今のところ非常に、１番打者と言わずにね、追い込まれてからとか、チャンスでだとかでのバッティングが見事ですね」と評価していた。