巨人・松田が移籍初本拠地初安打&初打点「次は日本プロ野球」野球熱の高まり継続誓う

 5回、左前適時打を雄たけびをあげる松田(撮影・金田祐二)
 5回、左前適時打を放ち、声を上げる松田(撮影・西岡正)
 5回、左前適時打を放つ松田(撮影・西岡正)
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 「オープン戦、巨人6-4阪神」(22日、東京ドーム)

 今季から巨人に加入した松田宣浩内野手が本拠地・東京ドームでの移籍後初安打となる左前適時打を放った。試合後にはWBC侍ジャパン世界一達成での野球熱の高まりにも触れた。

 4点リードの五回2死一、二塁から代打で登場。追い込まれてから、西純のカーブをゴロでしぶとく左前に運んだ。打球が三遊間を抜けると、雄たけびを上げながら一塁へとダッシュ。塁上では手を何度もたたいて、両手を突き上げる派手なガッツポーズを見せ、公式戦さながらの喜び方を見せた。

 「公式戦と同様に監督さんも戦うとオープン戦はずっときて、とにかく出してもらったところで、行けってところで結果を出すだけなので、ああいうところで適時打が出て良かったと思います」と松田。公式戦ばりに集中力を高めて、本拠地のファンの前で初めて快音を響かせ、「うれしかったです」と笑顔を見せた。

 この日の午前(日本時間)に行われたWBC決勝は日本代表がアメリカ代表を打ち破り、3度目の同大会制覇で幕を閉じた。第3、4回大会のメンバーでもあった松田は「今日で侍ジャパンも終わったので。次は日本プロ野球なので。(WBCが)終わった以上はもう野球熱を冷めさせたくないですし」と追い風を力に、さらに野球界を盛り上げていくことを誓った。

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