巨人・菅野は開幕アウト 右肘の張りで実戦復帰メド立たず 開幕カードの先発は回避へ
巨人・菅野智之投手(33)が開幕カード3連戦(対中日、東京ド)の先発を回避することが23日、分かった。開幕投手の最有力候補だったが、18日・日本ハム戦(東京ド)で右肘の張りを訴えて1回で緊急降板。実戦復帰のメドは立っておらず、今後も慎重に調整を進めていく。
全体練習後、阿波野投手チーフコーチは菅野について「ゲームに、まだ投げてない。心配はあります」と説明。オープン戦は24日からの楽天3連戦(東京ド)で終了するが、そこでの登板も「今のところ(可能性は)低いです」と明かした。
1軍に帯同中の右腕はこの日、遠投を行うなど徐々に回復はしている。報告を受けた原監督も「軽症のようです」と説明。ただ実戦復帰の時期はブルペン投球再開後に検討する予定で調整の遅れを考慮しても、31日からの開幕カード3連戦での先発は厳しい。
代役の開幕投手は24日・楽天戦で登板する新助っ人右腕・ビーディが最有力候補。エース不在で開幕を迎えるのは痛いが、早期復帰を願うしかない。