関東王者・山梨学院、春夏通じて初の甲子園2勝 21世紀枠・氷見は甲子園初勝利ならず

 氷見に競り勝ち、駆け出す山梨学院ナイン(撮影・北村雅宏)
 2回、大森燦の勝ち越し打で進藤天(左)が生還し、笑みを浮かべる山梨学院・吉田洸二監督(撮影・伊藤笙子)
 2回、センターへ勝ち越し適時打を放つ山梨学院・大森燦(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・2回戦、山梨学院4-1氷見」(24日、甲子園球場)

 関東王者の山梨学院は先発・林の好投と5番・進藤主将の活躍などで快勝。春夏通じて初の甲子園2勝目を挙げた。

 山梨学院は1点を追う2回、岳原が右翼フェンス直撃の三塁打。続く進藤の遊撃内野安打で同点とすると盗塁と送りバントで走者を進め、大森の中前打で勝ち越し。さらに4回にも進藤の二塁打を足場に1点を追加。八回にもスクイズで手堅く1点をもぎ取った。

 同点打を含む3安打1打点1盗塁と活躍した進藤は、(甲子園での初の2勝に「いつも歴史を塗り替えると言っていたのでうれしく思います」と喜んだ。同点打については「とにかく後ろにつなごうと思って。当たりはよくなかったけど、同点打につながった」と顔をほころばせた。

 投げては林が9回7安打1失点で、1回戦に続いて2試合連続の完投勝利を収めた。

 21世紀枠で30年ぶりに出場した氷見(富山)は初回に5番・橋本のセカンド後方への安打で幸先よく先制。しかし、その後は攻めあぐね、記念すべき1勝はならなかった。

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