水原一平氏は「いらんこと言わない」元阪神選手が分析「コーチ言ったことすべて伝えなくていい 判断が長けている」

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で3大会ぶり3度目の世界一に輝いた野球日本代表、侍ジャパンの通訳を務めた水原一平氏が25日、ABC「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」で特集された。

 番組では「侍ジャパンを支えた功労者」として、栗山英樹監督、大谷翔平、ダルビッシュ有とともに挙げられたのが水原氏。「縁の下で支える31人目の侍」と形容された。普段は、大谷の専属通訳を務め、大会中はヌートバーの通訳や審判とのやりとり、データ伝達などを行ったという。

 元阪神のプロ野球評論家、関本賢太郎氏は水原氏の優れている点について分析。「すべてコーチが言ったことを一言一句伝えるのがいい通訳ではなくて、言葉のチョイスだったりニュアンスだったり、外国人選手の性格を見極めて、判断する能力にすごく長けているんだと思う」と語った。

 さらに「外国人選手といえど、スポーツ新聞見たら、自分のことが載っていることは分かるけど、なんて書いてあるかは分からない。いいことも書いてあれば、悪いことも書いてある。そこをうまいことチョイスして、ええことだけ伝えて、その選手を気分よくさせる。それが通訳の大事な仕事。いらんこと言わんでええ」とまとめた。

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