ソフトバンク・藤井が5回3安打無失点 開幕2戦目へ万全調整「チームが勝てる投球をやっていきたい」
「オープン戦、ソフトバンク-広島」(25日、ペイペイドーム)
開幕2戦目の先発が決まっているソフトバンク・藤井皓哉投手が最後の調整登板で万全の投球を見せた。
球数70球で5回を投げきり3安打7奪三振無四球で無失点の好投。登板後には「思ったようなボールも投げられましたし、非常によかったと思います」と手応えを口にした。
昨季はセットアッパーとして活躍。リリーフでは直球とフォークの2種類を軸に配球していたが、先発転向にあたり春季キャンプではカーブやスライダーの精度向上に取り組んだ。しかし、オープン戦序盤は上手くいかなかった。
「曲がり球ありきの直球とフォークになっていた。直球とフォークありきのスライダーやカーブ」と考えを改めた。原点回帰だ。シーズン前最後のオープン戦登板でスタイルを確立させた。「チームが勝てるようなピッチングを、シーズンを通してやっていきたいと思います」。自信をもって次回は4月1日のマウンドに臨む。