西武・山川 ライオンズモードへ切り替え 凱旋どすこい弾「きょうの本塁打は僕は好き」
「オープン戦、西武5-0DeNA」(25日、ベルーナドーム)
WBC日本代表として世界一に貢献した山川が帰国後初出場して凱旋アーチを放った。23日の帰国から2日後。志願の出場で見事期待通りの“どすこ~い”を披露した。
「きょうの本塁打は僕は好き。あれがいっぱいできればいい」と手応え十分の一発が生まれたのは六回だ。ガゼルマンの甘いカットボールを強振。白球は左翼席中段に吸い込まれるソロとなった。
WBCでは代打中心の起用だった。「(達成感と)悔しさの半分半分」と率直に語りつつ、「僕が出て打ちまくったとしても優勝してなかったら意味がない。そういう意味では最高の結果」と笑顔を見せた。
心は既に先を向く。「本塁打王と打点王、特に本塁打王を絶対に取る」。主砲がライオンズモードへの“切り替え”を終えた。