巨人“セ界”で暴れる23年版新打線 1番・オコエ&7番・坂本 原監督「現在のベスト」
「オープン戦、巨人3-1楽天」(26日、東京ドーム)
巨人が23年版の“新打線”をお披露目した。新たなメンバーが加わり、試行錯誤を重ねてきたオーダー。侍ジャパンの世界一に貢献しチーム合流後、初出場の岡本和を加えたオープン戦最終戦で固めた。原辰徳監督は「今日現在のベストオーダーと思ってもらって結構ですね」と明言した。
リードオフマンには、初の現役ドラフトで新加入した俊足強打のオコエを起用。昨季レギュラーの吉川と丸を2、3番、中田翔を5番に置いた。岡本和を4番に据え、「どっしりという部分の落ち着きみたいなのは出ますね」と評価した。その主砲が二回に口火を切った。
先頭打者として左前に運ぶ復帰後、初安打をマークし「ヒットが出て良かったです」と岡本和。6番の新助っ人・ブリンソンが四球で出塁するなどで1死一、二塁。続く7番・坂本の左線に鮮やかに運ぶ2点適時二塁打で先制点を奪った。8番に強打の捕手・大城卓が入り下位まで切れ目がなく、どこからでも点を取ることが可能となる。
オープン戦は10勝6敗となり12球団で3位とまずまずの結果だった。「今までしっかりと時間は使ったという感じはしています」と原監督。強力打線を引っさげ、“セ界”で暴れる。
◆巨人の開幕予想オーダー
1番・左翼 オコエ
2番・二塁 吉川
3番・右翼 丸
4番・三塁 岡本和
5番・一塁 中田翔
6番・中堅 ブリンソン
7番・遊撃 坂本
8番・捕手 大城卓
9番・投手 ビーディ