亡命MLB契約報道の中日ジャリエル・ロドリゲス キューバ野球連盟が賠償金13億円請求へ 母国メディア伝える

 中日のジャリエル・ロドリゲス投手がキューバから亡命し、近日中にMLBの球団との契約を模索していると報じられていることについて日本時間29日、キューバメディア「JIT」が報道。キューバ野球連盟(FCB)がロドリゲスに違約金1000万ドル(約13億円)を請求すると声明を発表したと伝えた。

 JITはFCBからの情報として「ドラゴンズと選手、および選手代理人である当連盟との間で結んだ2023-24年までの契約に対する重大な違反にあたる」と声明を出したと報道。「今回の決定は、ジャリエルが日本のようなハイレベルなリーグで成長し、キューバ代表を支えるために行った努力と反すると考える」と批判した。放棄した場合、FCBは損害賠償のとして1000万ドルを要求するとしている。

 米国のフランシス・ロメロ記者は28日、自身のツイッターで、ロドリゲスがキューバから亡命し、近日中にMLB球団との契約を模索していると投稿。「MLBスカウトによると、5年5000万ドル(約65億5565万円)前後の契約となる可能性があり、先発3~5番手のローテーション投手としての期待がある」と記していた。

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