中日・ロドリゲス亡命か 立浪監督も困惑「いてくれないと困る人がいない」

 中日の加藤宏幸球団代表は29日、キューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)と連絡が取れなくなったことを明らかにした。同日到着の来日予定便に搭乗しておらず所在不明。「連絡が取れない。キューバ野球連盟に確認しているが正確な情報はない」と説明した。

 海外の一部メディアではキューバから亡命し、近日中にMLBの球団との契約を模索していると報じられている中、この日はキューバメディア「JIT」がキューバ野球連盟(FCB)からの情報として報道。「ドラゴンズと選手、および選手代理人である当連盟との間で結んだ2023-24年までの契約に対する重大な違反にあたる」と、ロドリゲスに違約金1000万ドル(約13億円)を請求すると声明を発表したという。

 昨季は最優秀中継ぎに輝くと、今季から2年契約を結び、3月は同国代表でWBCに出場。立浪監督も取材対応し「いてくれないと困る人がいない。先発から後ろに回さないといけない可能性もある」と配置転換にも言及した。

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