亡命報道の中日・ロドリゲス NPB事務局長が見解「球団、キューバ当局と選手の3者契約」
日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が31日、オンライン会見を開催。キューバから亡命し、近日中にMLBの球団との契約を模索していると報じられている中日のジャリエル・ロドリゲス投手について言及した。
到着の来日予定便に搭乗しておらず所在不明。球団も音信不通の状況が続いてる。海外の一部メディアではキューバから亡命し、近日中にMLBの球団との契約を模索しているとされ、別の報道ではキューバ連盟がロドリゲスに対し、違約金1000万ドル(約13億円)を請求すると声明を発表したという。
昨季は最優秀中継ぎに輝くと、今季から2年契約を結び、3月は同国代表でWBCに出場した右腕。今後について井原事務局長は「契約形態、内容はあまり言えない」と前置きした上で、「球団、キューバ当局と選手の3者契約です。NPB事務局でどうのこうのはなかなかできないので。3者で解決していく案件だと考えています」と話すにとどめた。