日本ハム マルティネスが亡命騒動ロドリゲスを語る「衝動的なところある」「周りはやじっていただけで…」

 ブルペンに入るマルティネス(撮影・中島達哉)
 ブルペンでメネズの投球を受けるマルティネス(撮影・中島達哉)
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 日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(26)が31日、亡命騒動の中日・ジャリエル・ロドリゲス投手(26)について語った。昨季まで中日で3年間一緒にプレー。WBCではキューバ代表としてともに戦った。

 「仲が良かったし、中日で良い時間をともに過ごした」と振り返り、「実力も結果もあって、それがあったがゆえに今回アメリカのスカウトから注目を浴びたと思う。いろんな意味で素晴らしい人、選手だと思う」と選手としての能力に言及した。

 一方で性格面については「衝動的なところがある。勇敢というか、思い立ったらすぐ行動に移す」と明かす。「亡命もそうかもしれない。1回頭の中にアメリカでプレーすることがよぎった瞬間に行動に出したのかも知れない」と推察。「『おまえの力はアメリカで絶対通用する』と。日頃からよく言われていた。もしかしたらそれで、本人が『できる』と確信したのかも知れない。でも、言っていた周りはやじっていただけで…」と笑みを見せて話した。

 今回の騒動について「僕が良い、悪いということは言えない。夢に向かってとった行動なので、本人にとってそれがいい決断であれば、それを尊重します」と話した。

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