巨人 異変の九回に逆転許す 守護神大勢が登場せず まさかの展開に

 「巨人3-6中日」(31日、東京ドーム)

 巨人が1点リードの九回、まさかの逆転を許した。一挙4失点で、痛恨の逆転負けを食らった。

 1点ビハインドの八回に中田が2点適時三塁を放ち、逆転に成功。直後の九回、セーブ機会ではあったものの、マウンドには守護神の大勢ではなく、ロペスが上がった。右腕は先頭・福永を三塁手・岡本和の失策で出塁を許すと、次打者・溝脇には左前打を浴びて、無死一、二塁。代打・加藤翔平が犠打を敢行し、1死二、三塁となったところで原監督がマウンドに向かい、投手交代を告げた。

 後を受けてマウンドに上がったのは高梨。1死二、三塁から岡林の投前ゴロを本塁に送球するも、三走が生還。同点となった。その後、1死満塁塁で高橋に勝ち越し適時二塁打を浴びた。

 大勢は侍ジャパンの一員としてWBC戦い、23日にアメリカから帰国。この日はベンチに入っていた。

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