逆転負けの巨人は大勢に異変か 原監督「今日はマウンドに上げる状態ではなかった」九回に痛恨の4失点

9回、高橋に勝ち越し打を浴びた高梨に交代を告げた巨人・原監督=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
9回、ロペスの交代を告げ、ベンチに戻る巨人・原監督=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-6中日」(31日、東京ドーム)

 巨人が痛恨の逆転負け。開幕戦での連勝は3で止まり、2019年以来の黒星発進となった。

 1点リードの九回、守護神大勢が登板せず。新外国人ロペス、高梨が一挙4失点し、逆転された。

 原監督は大勢について、「今日はマウンドに上げる状態ではなかった」と多くを語らず。大勢は侍ジャパンの一員としてWBCを戦い、23日にアメリカから帰国。この日、ベンチ入りはしていただけに、何らかの異変が生じた可能性もある。

 阿波野投手チーフコーチも「コンディションの部分で試合前までに意思統一をしました」と説明。「一日一日変化があるので、一日ずつ確認しながらになります。ベンチに入っている以上、どこかでというのはあるが、我慢しました」と、何らかの異変があったことを示唆した。

 原監督は「今日に関しては相手に軍配が上がった」と語り、「このような感じで戦っていけばね、大丈夫と思います」と前を向いた。

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