さすが世界一侍!いきなり村神様降臨 ヤクルト・村上が今季初打席でV弾「もっと打てる」

 1回、2ランを放ち小川(左)らに迎えられる村上
 1回、中越えに先制2ランを放つ村上(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト4-0広島」(31日、神宮球場)

 球春到来、「村神様」到来だ。WBC準決勝・メキシコ戦から打撃復調の兆しを見せていたヤクルト・村上宗隆内野手(23)が初回に、公式戦では昨年10月3日・DeNA戦の56号から2打席連発となる、中越え1号2ランを放ち、チームの開幕戦勝利を呼び込んだ。

 先頭の浜田が相手先発の大瀬良から今季チーム初安打で出塁。続く青木、山田が凡退し、2死二塁で迎えた打席。3球連続で内角高めを攻められて迎えた4球目。低めのボールゾーンに曲がるカーブをすくい上げてバックスクリーン左に運んだ。プロ6年目で開幕戦初アーチに右手を突き上げ、お立ち台では「久しぶりの試合だったが、練習で試行錯誤して好結果が出た。もっともっと打てると思うので頑張る」と力強い言葉を口にした。

 高津監督は「本当に良いバッティング。ホームランを打っても浮かれることなく次の打席で集中しますし、まだまだ成長過程だと思っています」と絶賛しながらも、さらなる高みを求めた。

 試合前に指揮官がナインを集めて訓示。去年の秋は日本シリーズでオリックスに敗れ、監督は涙した。チーム初のリーグ3連覇と日本一が懸かる1年。主砲は「日本一を逃して高津監督が悔し涙を流したので、その涙をうれし涙に変えられるよう頑張ります」とファンの前で宣言した。

 監督を男にするため、そして、自身の目標に掲げるキャリアハイを達成するため、若き三冠王は今季も成長を続ける。

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