花巻東・佐々木麟太郎 清宮超えていた 現在は高校通算117本塁打
花巻東の怪物スラッガー・佐々木麟太郎内野手(3年)が1日、盛岡市内で取材に応じ、高校通算本塁打数が117本に到達していたことを明かした。
昨年の最終戦となった11月27日時点で106本に到達しており、対外試合が解禁となった今年3月4日以降は11本塁打をマーク。3月12日の大阪偕星戦で放った本塁打で、これまでの最多記録だった早実・清宮幸太郎の111本に並んでいた。
大記録を塗り替えたが、「プレーするモットーはチームのためというのは変わらない。本数に期待もかけられている中でしたけど、自分のやることは自分らしくスイングをすることが大事だと思っている。本数は意識していない」と佐々木麟。甲子園出場は今夏がラストチャンスになるが、「自分たちのやることは変わらずに、夏、(岩手県で)優勝して甲子園に出られるように、ここから全員で課題に対して向き合って自信を持って最後の夏の大会を迎えることが大事。そこに向かってやっていきたい」と話した。
この日は、盛岡市内でオープンした新球場のこけら落としとして早実と2試合を実施。1試合目は「3番・DH」で出場し、4打数無安打1三振1四球だった。