ヤクルト 今季の守護神は田口麗斗 高津監督が明言「一番良い収まりという判断」九回をピシャリ

 田口(左)の頭をたたく高津監督(撮影・佐々木彰尚)
 今季初セーブを挙げた田口(撮影・佐々木彰尚)
 7回1イニングに登板し今季初勝利を挙げた石山(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト1-0広島」(1日、神宮球場)

 昨季まで守護神を務めたマクガフが退団し、空席になっていた守護神がヤクルト・田口麗斗投手に決定した。試合後に、高津監督が記者の質問に「それ(田口が守護神)でいいと思います」と明言した。

 選んだ理由として「キャンプ見てオープン戦を見て、そこで判断しようとしていた。そこで安定していたピッチャーというか、色んなシチュエーションを考えながら田口で行くのが一番良い収まりなんじゃないかという判断をしました」と説明した。

 この日は9回1点差の場面で満を持して登場。最速147キロのストレートと変化球を駆使して三者凡退に抑え、今季初セーブをあげた。

 登板後は「良いバトンがつながってきたので、自分の持っているボールを信じて、ムーさん(中村)が本当にうまく引っ張ってくれたので不安無く投げることができました」と振り返った。

 ただ、監督、コーチからは正式に守護神と告げられていない。田口は「たまたま9回に投げただけなので。誰が最後をやってもおかしくないピッチャー陣が揃っているので、競争して1年間かけて強い投手陣を作っていければ」と、強力なブルペン陣で競い合いながら試合を締めていくことを誓った。

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