「サンモニ」金本知憲氏、8失点KOの藤浪に首かしげる「能力の30%しか出していない」
元阪神監督の金本知憲氏が2日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。この日、米メジャーリーグのエンゼルス戦で初先発したが、三回途中5安打8失点、与四球3、奪三振4でKO負けを喫したアスレチックスの藤浪晋太郎投手について「持ってる能力の20~30%しか出していない」と嘆いた。
エンゼルスの大谷翔平の活躍には目を細めた金本氏。司会の俳優・関口宏に「藤浪くんはよくご存じですよね」と振られ「3年間監督してる時にね、その時には調子悪かったんですけどね」と振り返った。メジャー移籍が決まった際には藤浪から連絡があったことも告白。「そこそこいい条件です」と語った。
この日の試合では大谷にもヒットを打たれ、無念の結果に。金本氏は「本当ね、ポテンシャルは大谷選手とそんなに変わらないんですよ」と残念がった。「何が違うんですかね」という関口の問いには「ぼくが聞きたいですよ」と苦笑いで答えた。
関口は「藤浪っていうのは、素質はすごいって昔から言われてんだけど、もうひとつ花が咲いてる気がしないんですよ」と疑問符。金本氏も「持ってる能力の20~30%ぐらいしか出してないんじゃないかというぐらいでね」と力を発揮できていないと指摘した。
野球解説者の張本勲氏は「気持ちが優しいんじゃないの」とメンタルの問題と分析。「あれだけ速い球投げるんだもん。わたしはこれから活躍すると思いますけどね。ちょっと荒れ球だけど、その方がバッター打ちにくいんですよ」と期待を込めて語った。