里崎智也氏、3年後のWBC侍ジャパンの新メンバー予想 「元気だったら100%選ばれる」左腕投手とは
元ロッテで野球解説者の里崎智也氏が2日、自身のYoutubeチャンネル「里崎チャンネル」を更新。3年後の2026年のWBCの侍ジャパンに新たに加わる“未来侍”を予想した。
侍ジャパンの14年ぶりの世界一に、日本中がまだ興奮から冷めやらない状況だが、次回のWBCはもう3年後に迫っている。里崎氏は新たに侍ジャパン入りする可能性のある選手を12球団から投手・野手ともに1人ずつ予想した。
今大会、西武・源田が右手を骨折しながらも最後までプレーしたように、層の薄かった遊撃手の候補にヤクルト・長岡秀樹内野手、巨人・門脇誠内野手、日本ハム・上川畑大悟内野手らの名前を挙げた。
投手も3年後には脂が乗るであろう選手をピックアップしたが、中でも「元気だったら100%選ばれる」と太鼓判を押したのが、阪神の左腕・高橋遥人投手だ。昨年4月に左肘のトミージョン手術を受けたが、順調に回復すれば今季中に実戦マウンドに帰ってくる見込みで、完全復活すれば3年後には左のエースとして侍のユニホームに袖を通すとお墨付きを与えた。
ほかにも、今年、プロ初登板ながら開幕投手を務めた20歳のオリックス・山下舜平太投手も「成長してハマっていけば」と大きな期待を寄せた。
ただ今大会のメンバーも、ロッテ・佐々木朗希投手や中日・高橋宏斗投手、ヤクルト・村上宗隆内野手、巨人・岡本和真内野手、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手ら投打ともに多くの若手が選ばれている。「(代表は新たな選手と)今の選手との、ミックスだから。(新たに)誰も入らないで、そのまま横滑りで全く同じパターンとなる」と、同じメンバーのまま3年後も戦う状況も考えられると推測。一方で、「大学3年だったら可能性ある。高校2年までだったら」と、現在のアマチュア選手の中から彗星(すいせい)のごとく現れることにも期待した。