オリックス・中嶋監督 今季初黒星 3連勝逃すも落胆の色なし「勝ちたいのは当たり前」
「西武4-1オリックス」(2日、ベルーナドーム)
今季初黒星にも、オリックス・中嶋聡監督に落胆の色はなかった。「長いシーズンが始まった1カード目なんでね」。2010年以来、13年ぶりの開幕からの連勝は「2」でストップ。それでも2勝1敗とカード勝ち越しを決め、3連戦で確かな手応えをつかんだ。
山岡は六回途中1失点と試合を作り、打線も見せ場はあった。八回のワゲスパックが3失点と誤算だったが「力で押し込めるはずなので、そこはやってもらいたい」。3試合とも先発が仕事を果たし、打線も果敢に本塁を狙った。
「勝ちたいのは当たり前。内容と照らし合わせながらやっていかなきゃいけない」。収穫も課題もあった。それを、残りの140試合につなげなくてはならない。4日からは本拠地に戻り、ソフトバンク戦。王者として、貫禄を見せつける。