DeNA・今永がWBC決勝後初の実戦マウンド 5回3安打2失点自責0
「イースタン、DeNA-巨人」(5日、横須賀スタジアム)
DeNAの今永昇太投手がWBCでの戦いを終えて、ついに復帰登板。2軍戦に先発すると、5回3安打2失点(自責0)、4奪三振、無四球だった。
WBCでは3月21日(日本時間22日)の決勝戦の米国戦で先発し、2回を1失点。世界一奪還メンバーとして、チームに同26日に帰ってきていた。そこから調整を続け、この日上がったマウンドで圧巻の投球を披露した。
まずは先頭の浅野を149キロの直球で空振り三振に斬って取ると、中島は中飛。菊田を一邪飛に仕留めた。さらに二回には4番・広岡を一飛、石川を投ゴロ、ウォーカーには全球ストレート勝負で空振り三振。2イニングをわずか22球で終えた。
だが三回。先頭の萩尾に左前打を許すと、1死二塁となって、9番・増田陸の三ゴロを味方が悪送球し、失点を喫した。さらに2死二塁から、中島に右前に運ばれ、この回2失点。四回には先頭の広岡に左前打を許すも、後続はピシャリと断ち切った。
味方が逆転に成功した直後の五回も、山瀬、増田陸、浅野をわずか5球で三者凡退。67球でマウンドを降り、最速は149キロだった。
現在DeNAは開幕から4連敗を喫するなど、苦しい時間が続いており、エースの早期帰還が待たれる。