ロッテ・吉井監督 佐々木朗の投球術に「さすが」と感嘆 帽子が飛ぶほどの強風「2回以降は力を抜いていた」

 6回、宇佐見を三振に仕留め5者連続三振を奪う佐々木朗(撮影・開出牧)
 1回、野村のファウルの打球が股間を直撃し悶絶する松川(撮影・開出牧)
 試合後、藤岡に“指ハート”で祝福され笑顔の佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-1日本ハム」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが本拠地開幕3連勝。開幕からは3連敗を喫していたが、勝率を5割に戻した。先発した佐々木朗希投手は6回1安打無失点、11奪三振。最速164キロを計測する、圧倒的な投球を見せた。

 初回は、1死から万波に161キロ直球を中前にはじき返されたが、その後は17者連続でアウトに。帽子が飛ぶ程の強風の中での投球となったが「なかなか風がある中で投げたことはなかったので、もちろん最初は難しかったんですけど。途中からうまく投げられた」と振り返った。

 この日奪った三振は全てが空振り三振で、決め球はフォーク。「全体的に見たらカウントが取れたり、空振りが取れたり。良いボールも多かったかなと思います」と手応えを得た。

 吉井監督は「今日ちょっと風が強かった。その中でも集中力切らさないで投げてくれたのはさすが。初回、結構全力で投げて、ボールがパーンとふけてたたけど、2回以降は少し力を抜いてたと思う。その辺のセンスと言うんですかね、器用さはさすがだなと思いました」と評価した。

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