日本ハム・新庄監督「やった♡」打開策的中で今季最多6得点での勝利!
「オリックス2-6日本ハム」(8日、京セラドーム)
少し言葉をためて、マスク越しに笑顔を見せた。「やった♡」。5連敗を経て、1週間ぶりの勝利。試合後の日本ハム・新庄監督は、素直な喜びを口にした。
打開策は打線組み替えに求めた。ドラフト1位の矢沢(日体大)を5試合ぶりに1番で起用。固定してきた主軸は解体し、松本剛を2番に上げて3番・清宮、4番・野村、5番・万波で組んだ。
「万波君が調子が上がっているので、ランナーがたまったところで回ってくると」。狙いは的中した。1点を追う四回1死一、二塁で万波が同点の中越え適時二塁打。さらに上川畑の2点適時打で勝ち越した。
1番・矢沢も初回の二塁打で先制のホームを踏むなど、プロ入り初マルチ。「初回の勢いづけるヒットはみんな乗ってくる。そういう才能がある選手」と絶賛した。
懸案だった打線が機能。今季2度目の2桁安打、今季最多の6得点でつかんだ勝利。「これから。この1勝はスタートということで」。出遅れはもう過去のこと。目標へ再スタートを切った。