連勝の日本ハム新庄監督 清宮・野村・万波弾に「KJM弾…語呂がイマイチ」「ぽぽぽーんって続いてくれたら勢いづく」

 初勝利をあげた金村(左)と握手をかわす新庄監督(撮影・坂部計介)
 プロ初勝利をあげ、新庄監督(右)に祝福される金村(撮影・坂部計介)
 オリックスに連勝し、喜ぶ日本ハムナイン(撮影・坂部計介)
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 「オリックス2-7日本ハム」(9日、京セラドーム大阪)

 投打がかみ合った日本ハムが2連勝。今季初のカード勝ち越しを飾った。

 初回、オリックス先発ニックスから清宮が右越え1号先制3ラン。さらに4番・野村もバックスクリーンへ2号ソロで続き、一挙4点を先制。三回には2番手・山岡から5番・万波が左翼席上段に特大の1号ソロを放った。先発したドラフト2位の金村尚真投手(22)は6回1/3を投げて9安打2失点、6奪三振と好投し、プロ初勝利。投打がかみ合い、今季初の連勝となった。

 新庄監督は「KJM弾。なんだけど、語呂がイマイチ。MJK…ちょっといい方法考えてください」と報道陣に要求。野村は「N」ではなく「J」であることについては野村が出生地が米国で「ジェームス」のミドルネームをもっていることに由来しており「J。Nはおかしいでしょ。まああの初回の点数が、金村君をね、楽にさせたと思うので、いい流れで初勝利、持って行けたことがうれしいですね」と話した。

 3発目の万波には「もう1個前で打ってくれたら。1個開けなくていい、連続でいいやん」と、3者連続弾を逃したことにツッコミを入れつつ「まあいい雰囲気にはなってきているんでね。これは分からない。乗っていけるかどうかは。乗っていってくれたら面白いしね。今日みたいにあの3人がね、ぽぽぽーんって。続いてくれたら、ホームランじゃなくてもね、勢いづくので」と期待を寄せた。

 また、打順については「面白いですよね、この打順。まあ2試合続いたからね。野村君は必ずDHの1打席目打つね、そうなんですよ」としつつ「守らせてリズムをつかませるっていうのが。大きく野村選手としての成長を考えると、守って打って、ね、させていかないと。俺の役目はそういうところにもあるので」とも話した。

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