巨人・原監督がオコエを大絶賛した理由 初回に西勇のシュートを仕留め「ここ数年ジャイアンツの選手にはいなかった」

 8回、2ランを放った中田翔(10)を迎える原監督(撮影・高部洋祐)
 3回、オコエに二塁打を打たれた西勇(撮影・堀内翔)
 1回、オコエが左前打を放つ(投手・西勇)=撮影・堀内翔
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 「巨人7-1阪神」(11日、東京ドーム)

 巨人は今季ワーストの連敗を5で止め、原辰徳監督は「1番・中堅」で先発出場したオコエ瑠偉外野手を大絶賛した。

 指揮官をうならせたシーンは初回。オコエは1ボールから阪神先発・西勇の141キロシュートを捉えて鮮やかに左前に運び、その後、好機が広がって先制の本塁を駆け抜けた。原監督は「初打席のシュートをあそこに見事にはね返したというのは、ここ数年ジャイアンツの選手にはいなかった。そういう意味ではあの一本、シュートをはじき返したというのは大きい」と目を細める。

 西勇は昨季、巨人が28イニング連続無得点など防御率0・90に抑え込まれていた天敵。オコエにとっては移籍後、西勇との初対戦でしかも第1打席だった。これまでにチームが苦しめられてきた右腕の持ち球を“一撃”で仕留めたことを絶賛したわけだ。指揮官は「さらに対戦が多い我々、自軍の選手も奮起してほしいですね」とナインにハッパをかけることも忘れなかった。

 楽天時代の18年以来、1669日ぶりに猛打賞をマークしたオコエ。原監督は「これから100回くらい打ってくれるということを願いたいですな」とさらなる活躍を期待した。

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