ソフトバンク3連勝 近藤は古巣相手に活躍 伊藤の投球は「びっくりした」「スローカーブ来なかったですね」
「ソフトバンク5-2日本ハム」(12日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが3連勝。開幕10試合目で早くも8勝と快調だ。
侍ジャパン対決を制した。二回、WBC右腕の日本ハム先発・伊藤から牧原大の安打をきっかけにチャンスを作り、9番・甲斐の適時打で先制した。
その後同点とされるも五回裏に2番・近藤が伊藤の直球を右中間ホームランテラスへ運ぶソロを放って勝ち越した。さらに七回裏には周東、近藤が連続でタイムリー二塁打を放って突き放すと、東京五輪で代表戦士だった柳田も適時二塁打で続いて5点目を奪い、伊藤をノックアウトした。
近藤は古巣を相手に本塁打を含む2安打2打点と活躍。「ホームランを打つ打席まで、先週の山本(オリックス)や高橋(西武)もそうだったけど、ずっと真っすぐにやられていた。振り負けないように、少し振りすぎた感があったので、逆に全身の力を抜いて臨んだ結果がホームランになった」と振り返った。
また、昨季まで同僚でWBCでチームメイトだった伊藤について「良かったし、びっくりした」と話し、「試合前にはスローカーブを投げると言ってましたけど来なかったですね」と笑っていた。