原巨人 険しい表情で思わず本音「なかなかあることじゃない」12安打も拙攻負け越し
「巨人1-4阪神」(13日、東京ドーム)
もどかしい負け方だった。打線が阪神を上回る12安打を放ちながら1得点に終わった。打球が相手野手の正面を突く不運もあり、巨人・原辰徳監督は「そうじゃなかったら(12安打で)1点というのは、なかなかあることじゃない」と険しい表情で思わず本音を漏らした。
西純ら虎投手陣を相手に何度もHランプを点灯させた。先発野手全員安打、八回まで毎回走者を置いた。ただ拙攻を重ね、3併殺と好機を広げられず、相手の気迫に屈した。「ヒットが出ることはいいことですけど、なかなか、ここ一本というところがね。つながりですね」と嘆いた。
今季初の阪神との3連戦は痛恨の負け越し。今後に向けて「みんなでやるしかないですね」。悔しさも糧にして次カードに臨む。