ロッテ・佐々木朗 山本由伸との投げ合いを制し「すごくうれしい」7回無失点11奪三振

 2勝目を挙げ、笑顔でナインを迎える佐々木朗(左から3人目)=撮影・西岡正
 最終回を抑えた沢村(右手前)にウイニングボールを譲る佐々木朗(撮影・開出牧)
 今季2勝目を挙げガッツポーズを決める佐々木朗(中央)と本拠地6勝目の「6」を手に笑顔の茶谷(左)と藤岡(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-0オリックス」(14日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・佐々木朗希投手が7回105球を1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球。侍ジャパンでともに戦ったオリックス・山本由伸投手に投げ勝ち今季2勝目を挙げた。

 「WBCも一緒に戦って、普段も優しい先輩。こうやって投げ合う機会があってすごくうれしい。絶対勝ちたい試合だったので、集中しながら気持ちを入れて投げました」

 初回から160キロ超えを連発。“宝刀フォーク”と、ダルビッシュ直伝のスライダーを織り交ぜて11三振を奪う快投。六回には四球と安打で1死二、三塁のピンチを背負うも、気を入れ直して無失点とした。

 この時点で、球数は90球に達していたが、吉井監督は「苦しいところを経験させたかった」と七回の続投を決定。1-0とプレッシャーのかかる場面だったが、しっかりと無失点に抑えてみせた。

 右腕は「(スライダーは)特に感覚もよかったので、そういったところは自分の投げたいように投げられたのかな。今年はオープン戦そんな投げてないので、徐々に上げていきたいですし、体力的にもWBCで短いイニングが多かったので、これから投げていって(上げて行ければ)と思っています」と話した。

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