「退場にならないの?」西武・外崎への頭部死球でファン困惑→トレンド 最終判断は審判員と明記

 「日本ハム-西武」(15日、エスコンフィールド)

 0-0で迎えた四回、日本ハムの先発・上沢が外崎に頭部死球を与え、球場が一時騒然となった。審判団が協議の末、危険球とはならず退場処分はなし。ツイッターではファンから「退場にならないの?」と困惑の声が上がり、「頭部死球」「危険球退場」がトレンド入りした。

 パ・リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)に明記されている「危険球について」では「投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は即退場となる」とある。

 審判員の裁量による部分があり、今回の上沢の投球は直球で狙ったわけではなく、緩い変化球がすっぽ抜けてヘルメットを直撃したため、退場処分を下さなかったとみられる。また運用ガイドラインには頭部に当たったか否かだけでなく「①投手が打者を明らかに狙って投球したと審判員が判断したときには、打者に当たるか否かにかかわらず、投手と監督は即退場とする」「②ベンチから『当てろ』とか、それに類する発言があったあとに、打者に当たった場合はもちろん、たとえ当たらないまでも危険な投球をしたと審判員が判断したときには、投手とともに、誰が発言したかを問わず監督も退場とする」と明記されている。

 外崎はトレーナーに付き添われ、治療のためいったんベンチへ。治療後、駆け足で一塁に向かった際にはスタンドから拍手が送られた。ツイッターでは「頭部死球で退場にならないことってあるんだ」「最近多すぎ」「頭部死球=危険球退場じゃないことは意外に知られていないルール」といった感想に加え、「頭部死球はすべて退場にすべき」「投手心理としてあの時に交代してあげた方が良かったと思ってしまうね」といった意見もあった。

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