またWBC組が戦線離脱 阪神・湯浅が登録抹消 ヤクルト・山田、西武・山川に続いて MLBでは吉田も
「DeNA-阪神」(16日、横浜スタジアム)
阪神の湯浅京己投手が出場選手登録を抹消された。球団は「疲労を考慮し、登録を抹消いたしました」と説明。この日は試合前練習に参加し、外野フェンス沿いをランニングするなどして汗を流した。
ネットでは「WBC呪い」という言葉も見受けられるなど、3月のWBCで世界一奪還に貢献した選手たちの離脱が続いている。西武・山川はふくらはぎの張りを訴え登録抹消。ヤクルト・山田も12日のDeNA戦で途中交代し、翌13日に出場選手登録を外れた。メジャーでもレッドソックス・吉田が右太もも裏の張りで欠場を続けている。
WBC期間中に右手小指骨折の重傷を負いながらもプレーを続けた源田は、開幕からリハビリに専念。巨人の守護神・大勢も開幕直後にコンディション不良でベンチを外れたゲームがあった。
2017年の前回大会後も参加した選手が開幕直後に不振に陥るなど、WBC余波が叫ばれる事態に。同年4月に選手会がNPB側と事務折衝で対策を話し合うなどしていた経緯がある。