今秋ドラフト候補の亜大・草加が今季2度目の完封勝利 ヤクルト・小川GM「緩急を使ってゲームを作れる」

先発した亜大・草加(撮影・堀内翔)
 2回を投げ終えて上機嫌でベンチに戻る亜大・草加(撮影・堀内翔)
 先発した亜大・草加(撮影・堀内翔)
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 「東都大学野球、国学院大0-1亜大」(19日、神宮球場)

 今秋ドラフト候補に挙がる亜大の草加勝投手(4年・創志学園)が5安打、今季2度目の完封で2勝目を挙げた。

 1点を守り抜いた。初回に味方が先制し、その後は1-0の緊迫した展開が続いたが「4年生が近くに寄ってきてくれて大丈夫だと声をかけてくれたので、バックを信じて投げました」と走者を背負っても三塁を踏ませなかった。

 この日は自己最速を2キロ更新する152キロを計測。与えた四死球は0と安定感抜群の投球を披露した。バックネット裏では複数球団のスカウトが視察し、ヤクルト・小川GMは「真っすぐを両サイドに投げられているし、緩急を使ってゲームを作れるようになった」と評価した。

 エースの文句なしの投球に生田勉監督も「うちは勝っても負けても彼しかいないので、勝てて良かった。本当にすばらしい。何も言うことはないです」と称賛。右腕は「野手が先制してくれて、1点を守り抜いて勝利につなげられたのがよかった」と納得の表情を浮かべた。

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