亜大・草加 5安打無四球完封「次の試合もしっかり」 高校時代は西純とチームメート

 「東都大学野球、国学院大0-1亜大」(19日、神宮球場)

 1回戦3試合が行われ、亜大が国学院大に競り勝った。今秋ドラフト候補に挙がる草加勝投手(4年・創志学園)が5安打で今季2度目の完封。安定感抜群の投球で1点を守り抜いた。

 文句なしの投球だった。草加が1点を守り抜いて今季2度目の完封勝利。無四球と隙を見せず、「野手が先制してくれて、1点を守り抜いて勝利につなげられたのがよかった」とはにかんだ。

 創志学園では阪神・西純矢の“2番手投手”だった。大学進学後も成長を続け、この日は自己最速を2キロ更新する152キロをマーク。バックネット裏では複数球団が視察し、阪神・吉野スカウトは「真っすぐが強くて緩いボールもある。ツーシームもいい」と評価した。

 プロ入りを目指すが、まずはチームの勝利が第一だ。「完封できたけど、まだ勝ち点を取れたわけじゃない。次の試合もしっかり準備して投げられれば」と草加。自慢の右腕でチームに勝利をもたらす。

 ◆草加勝(くさか・しょう)2001年11月21日生まれ、21歳。岡山県和気町出身。182センチ、75キロ。右投げ右打ち、投手。藤野小1年から藤野スポーツ少年団で野球を始め、和気中では軟式野球部でプレー。創志学園では2年春からベンチ入りし、同夏に甲子園出場。亜大では2年春にリーグ戦デビュー。昨秋は7試合に登板し、防御率0・29で最優秀防御率賞と敢闘賞を獲得した。50メートル走5秒8、遠投115メートル。

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