佐々木朗希が3連勝でハーラー単独トップ!「ペース配分を考えながら」課題のスタミナ面で成長 七回に164キロ
「ロッテ3-2ソフトバンク」(21日、ZOZOマリンスタジアム)
先発のロッテ・佐々木朗希投手が7回無失点の好投で開幕3連勝。パ・リーグでハーラー単独トップに立ち、開幕からの連続イニング無失点記録を「20」に伸ばした。
「苦しいところもあったんですけど」と序盤に2度のピンチを切り抜けると、以降は尻上がりに調子を上げた。七回にこの日最速となる164キロを計測し栗原を空振り三振。今季3試合目の登板で初めて複数安打を許したが、いずれも散発に仕留めた。「頭を使いながら良い攻めができたかなと思います」と7回無失点に抑え、ベンチに戻る際には満面の笑みを浮かべた。
「前回はバテてしまったのでペース配分を考えながら。しっかり気持ちを入れて投げられたと思います」と終盤になっても球速が落ちなかった理由を明かした右腕。ラストイニングも安定して160キロ台を連発しており、課題と言われたスタミナ面も克服してきた印象だ。
この日、本拠地のスコアボードに表示される球速は、160キロオーバーになると金色で表示された。球団関係者は「演出の一環です」と説明し、何度も大台を突破したエース。開幕カードで3連敗したソフトバンクに一矢報い「早い回に得点してくれているので、良い投球ができている。まずは明日、明後日、福岡の借りを返せるように」と語った。