2カ所骨折中の日本ハム・江越 今季初盗&レーザービームで勝利貢献、新庄監督も絶賛「大きかった」

 日本ハム・江越
 9回、小深田(奥左)を併殺とし勝利、ガッツポーズする宮西
2枚

 「楽天3-5日本ハム」(22日、楽天モバイルパーク)

 日本ハムが4番・野村の2点適時打などで勝利。最後は2点差に追い上げられながら、ベテラン宮西が今季初セーブで締めた。

 試合は八回、代走で出場した江越が二盗。今季初盗塁を決めると、上川畑の中前適時打でリードを広げた。その裏の守備では右翼に就くと、右翼越えの打球をクッション処理して素早く捕球。二塁にダイレクト送球で打者走者の島内をアウトにした。新庄監督も開口一番、「江越君のプレーが大きかったですね」と絶賛した活躍だ。

 3月に右手首骨折。まだ完治していない状態で、7日・オリックス戦では死球を受け、左あばら骨の骨折も判明した。テーピングを巻いて出場を続けるが、右手首について「今はもう大丈夫です。この前、レントゲンを撮ったんですけど、だいぶ回復してきている感じではありました」とサラリ。脇腹に関しても「多分、くっついたんじゃないですか」と、平然とした表情で話した。

 勝負と位置づける23年シーズン。手負いでも全力プレーでチームを鼓舞していく。

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