昨夏U18日本代表の明大・内海優太が勝ち越し2ラン リーグ初安打が初本塁打「気持ちが浮いたというかうれしい」

6回、左越え2ランを放つ明大・内海優太(撮影・伊藤笙子)
6回、左越え2ランを放ち、三走の上田希由翔(左)と笑顔でハイタッチする明大・内海優太(撮影・伊藤笙子)
大学初本塁打のボールを手に笑顔を見せる明大・内海優太(撮影・伊藤笙子)
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 「東京六大学野球、明大5-1慶大」(23日、神宮球場)

 明大が慶大に逆転勝ちし、1勝1分けとした。昨夏のU18W杯で日本代表として4番を務めた1年生の内海優太内野手(広陵)が、代打で出場し、勝ち越し2ランで勝利に貢献。リーグ初安打が初本塁打となり、「すごい気持ちが浮いたというか、うれしいという気持ちが一番強かった」と右拳を何度も握りしめ、笑顔でダイヤモンドを1周した。

 六回、同点に追いついてなおも1死三塁の場面だ。代打が告げられた内海は「チャンスで出番が回ってきたので、絶対返してやる」とアウトコース真っすぐを強振。白球は左翼ポール際に吸い込まれ、勝ち越しの2ランとなった。

 高校通算34本塁打を誇るスラッガー。これがオープン戦を含めて大学入学後初本塁打となり、「代打で回ってくるというのは自分で分かっていたので、常に準備しておいたのが結果につながった」と納得の表情を見せた。

 この日を合わせて今季はここまで代打で3試合に出場。大事な場面で一発を放った1年生について田中武宏監督は「そのうちスタメンで出るんじゃないですか。先輩たちがあんまりだらしないので」と笑いながら話す。内海は「チャンスがあれば、変わらず結果を残せるようにやっていけたら」とさらなる飛躍を誓った。

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