オリックス 宮城がまさか 二回途中5失点KOに呆然 プロ最短の屈辱 日本ハム伊藤も6失点で侍対決両者KO

 2回途中で降板する宮城(撮影・中島達哉)
 1回、野村を併殺打に仕留め、森(右)とベンチに戻る宮城(撮影・中島達哉)
 2回、松本剛に勝ち越し打を打たれる宮城(中央)=撮影・中島達哉
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 「日本ハム-オリックス」(25日、エスコンフィールド)

 オリックスの宮城大弥投手が1回2/3を投げて、6安打5失点でまさかのプロ最短KO。マウンド上で呆然とした表情を浮かべた。

 初回は1死一、二塁のピンチを招きながら、4番・野村を遊ゴロ併殺打。ただ、3点リードの二回につかまった。

 1死から四球を与えて、アルカンタラに適時二塁打を献上。さらに、伏見、江越、奈良間と3連打を浴びた。今川に死球で松本剛にはタイムリーを許す。4番・野村を一ゴロに斬り、打者一巡となったところで降板となった。1回2/3を投げて、6安打5失点。今季は試合前まで2試合に先発し、2勝0敗で防御率0・66。抜群の安定感を誇っていたが、新球場で炎上した。

 宮城はこれがプロ最短KO。昨季9月27日の楽天戦で三回途中降板が、これまでの最短KOだった。

 昨季の日本ハム戦は2試合の登板で0勝0敗、防御率3・00だった。2死一、三塁からバトンを受けた吉田は、万波に四球。満塁としたが、上川畑は空振り三振に抑えた。

 宮城は「チームが初回からいい流れで先制してくれていましたし、それだけに試合を作ることができず悔しいです」とコメントした。

 一方、日本ハムの先発・伊藤も五回途中6失点でKO。五回に森に逆転2ランを浴びたところで、新庄監督が交代を告げた。侍対決として注目されたが、まさかの両者KO。伊藤はショックを隠せず、ベンチで膝をつき、一点を見つめた。

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