プロ初セーブの日本ハム・田中正義 お立ち台で涙 20秒沈黙 喜びかみしめ「すごくうれしい」「最高の景色です」
「日本ハム6-3オリックス」(26日、エスコンフィールド)
日本ハムが連敗を2で止め、両リーグ最速借金10を免れた。
九回は田中正義投手が抑えて、プロ初セーブを挙げた。
プロ7年目。2016年にドラフト1位でソフトバンク入りしてからは、肩の故障などに苦しみ、苦悩の日々を送った。今季日本ハムに移籍して、1つ大きな数字を手にした。
ヒーローインタビューに立った田中正は、涙を浮かべて、目頭を押さえ、20秒沈黙。そして「すごくうれしいです」と言葉を絞り出した。そして、「勝てる状態で全員でつないできたので、勝った状態で終わろうと頑張りました。とにかく自分のベストのボールを投げようと頑張りました。最高の景色ですし、これから何十回、何百回とみれるように頑張ります。すごく責任感じるポジションですけど、やりがいを感じてます」と、語った。
試合後は涙について問われ「そうですね。7年かかったので。走馬灯じゃないですけど、長かったなと。泣かないように頑張ろうと思ったんですけど、残念ながら。最初の質問に答えるのが30秒ぐらいかかった。涙?そんなに珍しいことじゃない。映画とかで。野球でうれし涙は久しぶり?そういうことにしておきます」と、照れ笑いを浮かべた。