西武・今井が6回ノーノー降板の珍快投 制球難で7四球、116球も安打は打たれず 「悔しいです」と反省

 力投する先発の今井(撮影・三好信也)
4回、ピンチを乗り切る西武・今井達也=ベルーナドーム(撮影・三好信也)
 力投する先発の今井(撮影・三好信也)
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 「西武4-0楽天」(28日、ベルーナドーム)

 西武・今井達也投手が、六回まで無安打無失点の快投。ただ、7四球を与え、六回終了時点で球数は116球となった。

 制球に苦しみながらも粘った。二回、三回、五回とそれぞれ2つの四球を与え、ピンチを背負ったが、ギアを上げて得点は許さない。

 最後のイニングとなった六回も四球から、2死二塁となったが、最後は辰己を三振に仕留め、結局6回まで1本のヒットも許さなかった。

 右腕が6回までに7四球で116球を投じたため、松井監督は七回からは2番手の平井にスイッチした。平井は七回2死で山崎に安打を打たれ、継投ノーヒットノーランもならなかった。

 今井は今季、4月13日のロッテ戦でも八回1死まで無安打投球。快挙はならなかったが、ここまで2勝を挙げている。

 降板後、「ゼロで抑えられたことは良かったです。もう少し長いイニングを投げたかったので、その点は悔しいです。今日の反省を生かして、次の登板ではしっかりと修正したいです」とコメントした。

 チームはリリーフ陣も力投し、4-0で快勝した。

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